2026年 新年のご挨拶

新年明けましておめでとうございます。
菓秀苑森長 7代目当主を務めます、森 淳(あつし)と申します。

2026年(令和8年)が、皆さまにとりまして健やかで実り多き一年となりますよう、心よりお祈り申し上げます。

社会を取り巻く環境は依然として多くの課題を抱えており、原材料や物流をめぐる状況、人手不足、デジタル技術やAIの進展など、さまざまな変化への対応が求められています。こうした不安定な状況下では、心にゆとりを持ちにくい場面も少なくありません。

そんな時代だからこそ、私は「お菓子」が果たす役割がこれまで以上に重要になっていると感じております。

お菓子は人々の心を和ませ、会話のきっかけを作り、笑顔をつなぐ存在です。
贈る方の想いを託し、受け取る方の心に温もりを届けることができます。

時代の流れがどのように変わろうとも 、人と人との関係をやさしく結び、日常に小さな幸せをもたらしてくれるお菓子の価値は、決して色あせることはないと信じております。

日々の菓子づくりにおいて素材と真摯に向き合い、一つひとつの工程に心を込めながら、この諫早の地に根ざした伝統を大切に守り続けてまいります。

私たちのつくるお菓子が、皆さまの暮らしのひとときを豊かにし、温かな循環を生み出す一助となれば幸いです。

本年も変わらぬご愛顧を賜りますようお願い申し上げますとともに、皆さまの「お越し」を心よりお待ちしております。

令和8年元旦
店主敬白