2024年 新年のご挨拶

2024年元旦 辰年

株式会社菓秀苑森長 代表取締役社長(7代目)の森淳(あつし)です。

新年明けましておめでとうございます。
2024年(令和6年)が皆さまにとりまして輝かしい1年になりますよう祈念申し上げます。

昨年5月8日に「新型コロナウイルス感染症」が第5類に位置付けされたことにより、私たちの生活も通常に戻り、人の行き来も活発になり、旅行・イベント・レジャー等に繰り出す人も増え、景況感も増してきました。

一方で、ウクライナ戦争による原油の高騰、鳥インフルエンザ等による原材料の高騰により、数次にわたる食料品の値上げが実施され、家計を逼迫している状況にあります。「メリハリ消費」と言われるように普段は節約し、ここぞという時にお金を使うという、そんなスタイルを方々で耳にします。

さて、弊社創立230周年祭を昨年11月10~12日の3日間実施しました。期間中多数のお客様に足を運んで頂き、日頃のご愛顧に感謝の誠を捧げたつもりではございますが、至らなかった点はどうかご容赦頂き、これからもご愛顧賜りますよう宜しくお願い申し上げます。

又、12月25日にはタイ国チェンマイに本社を置く、プンノイベーカリーと共同でカステラの現地生産を開始しました。業務コンサルティングをお願いしている株式会社わかたむ、若杉社長が2019年(途中コロナ禍で中断)から4年を掛け、実現した夢のプロジェクトです。「お菓子に国境はない」、まずはタイ人をカステラで笑顔にしちゃいます!

結びに、人手不足については地元の中小・零細企業のどの経営者でも頭を抱えています。気が付けば弊社も平均年齢が50歳を越え、そろそろ若返りが必要な時期に来ています。

「このお菓子を召し上がる方が幸せになりますように」との願いを込めて、社会を明るく・楽しくなるために奮闘努力を欠かさないという信念の下、一緒に仕事をしたいという方、心よりお待ち申しています。

「もっと創造、もっと心」の精神で、みなさまに「おいしい」お菓子を提供し続けて参る所存です。引き続き令和6年も皆さまからご指導・鞭撻のほど、宜しくお願い申し上げます。

令和6年元旦
店主敬白